|
beachmolluscさんのコメント(2008年12月10日 08:56)
表浜さんのレポート、水産的に有意義ですね。水産資源は収奪するものだという本能を持っているニンゲンの心理をどうやってうまく制御すれば資源を持続的に利用することができるか、という課題に「つながって」います。
これからウナギのシラス漁がはじまりますが、激しい乱獲がありながら、まだニホンウナギ資源が崩壊していないことが不思議です。
塚本さんなどは河川に行かないで海辺に残って育つウナギが資源の崩壊を防いでいるのではないか、などと考えているそうですが、淡水環境以上に汽水環境は痛んでいるから、説得力に欠けると思っています。
ニホンウナギのシラスが、ある年に突然全く姿を見せなくなることもありえるのではないか、と心配しています。ヨーロッパウナギに対するあちらでの取り組みに対して、ニホンの水産関係者、特に水産庁の姿勢は大いに疑問です。彼らの管理の思想には行政上の都合と漁業者の目先の利害調整が優先していて、科学的な資源管理の概念が欠けているのではないだろうか。
少し前ですが、ブログで批判しておきました。「ウナギが絶滅する日」のシリーズの最初のです。
http://beachmollu.exblog.jp/7300845
砂浜の波打ち際にはいろいろな稚魚が入れ替わり立ち代り寄ってきていますね。干潟や藻場と同様に海のゆりかごですが、その認識が広まっていません。汀線付近の稚魚やその餌になるアミ類などの研究もわずかながらありますが、海岸で仕事をしている関係者であっても、基本的な知識としてどれだけ共有されているでしょうか。特に海岸工学の皆さん。
シラスウナギと同様に、砂浜ではいろいろな無足類などの透明で面白い姿のレプトたちが出現するようです。波が砕けて濁りがある汀線付近の海水中に透明な幼稚仔たちが隠れていることは稚魚ネットでも引かなければわかりません。
関連URL:
|