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beachmolluscさんのコメント(2008年10月06日 06:32)
砂浜海岸が見た目はどこでも似たような姿に見えても、実際は地域の環境と歴史の中で形成されて、個性を持っていることを改めて認識させられます。
基本的に海岸平野が海水準変動の歴史を元に、6000年前頃の高海水面時の海底部分が今の海岸平野の基礎を造って、その後の水面低下で現在の姿になった、という部分はほぼ共通だろうと思います。
ブラジルの海岸の侵食問題を総合的に研究した論文集を読んでいるところですが、地殻変動による地盤変動の影響が日本とは異なることはありますが、海岸平野と低地形成のメカニズムは共通していると読めました。
沿岸流の影響ですが、海岸平野の形が中央で湾入しているタイプ(九十九里や仙台、宮崎もそれに近い)と遠州灘や新潟などの大きい河川の河口で突き出ているタイプでは漂砂の辿る運命はかなり違うだろうという気がします。
言い換えれば、たとえば九十九里海岸は両端にヘッドランドを持つ「大きなポケットビーチ」として、漂砂系の砂全体の消失は小さいだろうと想像できますが、遠州灘などは陸棚の深いゾーンに砂が運び出され、消失率は相対的に大きいのではないか、と考えています。東西のどちらに卓越流があるか知りませんが、黒潮に対して反流があれば、東の駿河湾方向に一方的に運ばれているのでしょうか。
陸棚部分の沿岸海底の流れに黒潮の影響が相当深い海底(陸棚全体)にまで及ぶことを宮崎海岸について知りましたが、遠州灘ではもっと激しいだろうと思います。
潮汐流は往復流動になっているでしょうが、海流および吹送流と相乗効果を起こして強化されるようなことがあるかもしれません。
季節風の影響も海岸が海に面している方位と後背地のあり方(山地など)で風が砂浜海岸の沿岸流に対する営力がまるで違うことも大事な要素でしょうね。
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