離岸堤、潜堤?(宮崎赤江浜)
投稿日時:2008年08月23日 10:44投稿日時:2008年08月23日 10:44
カテゴリ:宮崎

【投稿者】
KH

【関連海岸】
宮崎赤江浜

【投稿内容】
発見日時:2008.8
宮崎市の赤江浜(空港の南)です。
ここも砂浜の侵食、消失が続いています。
災害復旧工事で、県が写真のような砂流失を防ぐ防護設備を設置。
写真の突堤の手前にあるものです。天端が満潮時に沈み、干潮時に露出します。
離岸堤でも潜堤でもなし。このような防護設備が全国どこかに設置されているでしょか?


08082302_01.JPG

この記事へのコメント:11件 関連記事(トラックバック):0件

Satoquo SEINOさんのコメント(2008年08月28日 09:34)

びっくりしました。

「離岸堤」としては、沖縄のサンゴ礁の海岸で、このように干出、屹立する構造物をみてあっけにとられましたが。

設計のコンセプトが???です。

干潟の砂浜の防護でも、離岸堤を入れる図面が書いてあるけど、本当にそれでいいのかがわからないので管理者が、つくろうかどうか迷って10年たっているというところもあります。

直感的に何か変、っていう構造物は、何かがやっぱり変なんだと思います。

日本の海岸構造物って、この分野の科学技術って、どういう根拠でこうなのか、が、どこまで見直されているのかが不思議なことが多いです。

これって変だよ、という感性がどんどんマヒすると、海岸管理も技術もレベルが上がらないと思うんですけどね。

関連URL:
佐藤愼司さんのコメント(2008年08月28日 22:21)

この施設は、砂浜の侵食を軽減させるとともに海の環境や利用を考慮して、汀線付近に設置されたものと聞いております。

台風時に寄せる波は、施設を越える際にその勢いが柔らげられるため、陸域部の侵食防止に寄与するものと思われます。

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Satoquo SEINOさんのコメント(2008年08月29日 08:30)

海岸事業では、防護、環境、利用が全部成り立つ工法は、ない、とか、難しい、という話もあるんですが、本当にそうなのかは、見直す時期にきていると思います。

「出来ない理由」の境界条件が、技術論上みたいになっているものも、実は、社会的、経済的(財政的、予算執行上の理由)、背後地の所有権、人間の感情などによる場合にも、それが明確に出されるべきだと思います。

技術上、ということで一括りにしないで、中身をもっと分解できないかと。

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KHさんのコメント(2008年08月30日 09:48)

海、海辺が好きで、余暇や出張のついでに海岸を見ているものです。
海岸の専門家の皆様に再度お聞きします、このような防護設備が設置されている箇所が他(海岸)にありますでしょうか?
離岸堤…満潮、干潮時とも天端は水面上
潜堤(リーフ)…満潮、干潮とも天端は水面下
本防護設備(三連人工リーフという)…天端は満潮時水位

離岸堤、潜堤の効果はある程度実証され、オーソライズされています。
本防護設備は、宮崎赤江浜が初めてですか?
赤江浜は三連人工リーフ実用化のため実験場ですか?
宮崎県のHP↓です。
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/doboku/kasen/akae_koji/index.html

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beachmolluscさんのコメント(2008年10月01日 07:28)

GOOGLE EARTHでこの赤江浜の「人工リーフ」の建設状況を見て唖然としました。サーファーのグループが訴訟を起こすのは当然でしょう。

これこそ海岸工学の実験場以外の何者でもないと思います。ただの思いつきでリーフ構造を真似た計画でしょうが、日本政府は財政的にお金が余っているのですね。このような工学的なお遊びに大金を投じることは世界の反面教師になるので、是非、この建設に関わったコンセプトと出来たあとの詳細な事後経過について報告を公表していただきたいものです。


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KHさんのコメント(2008年10月07日 20:40)

10tダンプで3300台分、2万㎡の砂が増加したの事です。詳細は↓下記WEB。

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/doboku/kasen/akae_koji/hosoku.html

短期間でこんな補足効果があるのなら、宮崎(住吉)海岸にも、三連人工リーフを適用して欲しいものです。

関連URL:
beachmolluscさんのコメント(2008年10月08日 17:47)

ファイルを見てきました。
まるで、整形手術のPRみたいですね。

4年前の激しい侵食からの回復について、人工リーフのあるなしでどれくらいの差異が生じたのか、これだけではわかりません。コントロールサイトとなりそうな、たとえば木崎浜の状態の変化を調べて対比させるべきです。

一時的な強い嵐による侵食で移動した後で、平常時に砂が前浜に戻ることはどこでも起こるだろうと思います。その自然のプロセスが人工リーフのおかげですと言いたければ、科学的に示す必要があります。

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KHさんのコメント(2008年10月09日 20:55)

こういう調査は、宮崎県がやっても、何の意味もなし。
自分の成績を自分がつけるようなものですから。
宮崎県河川課が企画し施工した(又は承認した)三連人工リーフは、モニタリング調査で効果がありませんなんて事は、口が裂けても言えません。役人に誤謬なしですから&特に裁判中ですし、行政の責任問題にも発展しますので、失敗等?とは絶対云えません。

モニタリング調査をやるなら、
①どういう測定方法で
②どういう会社が
③何時から何時まで
等などを情報公開しないと、結果だけでは信用できません。
簡単に云うと、リーフが沈下しているなら、砂は一見堆積しているようにも見えます。

私は、サーファーらが中心となっている赤江浜裁判の原告でも何でもありません。
惜しむらくは、原告の方々が和解の方向に進んでいるのには残念。
地裁では敗訴するでしょうが、最高裁まで争えば、この期間に、リーフが効果ないことが判りってくるのに…。自然、海が証明してくれるのに…。

審議は既に3月に結審していますので、宮崎地裁の裁判長は、早く判断を下して欲しいです。

関連URL:
beachmolluscさんのコメント(2008年10月10日 15:44)

暴風圏を伴った強い台風が宮崎を襲った回数を1951年から2007年まで57年間の集計データを整理しました。

その間に合計22回、その内訳:0回の年は40、1回が13、2回は3、そして最大の3回が2004年度であった [1951, 1954(2), 1955, 1961, 1964, 1965, 1971(2), 1979, 1982, 1989, 1990, 1993(2), 1996, 1999, 2004(3), 2005, 2007] (カッコ内は同一年の個数、データはデジタル台風サイトのアーカイブから抽出)。

上のように、宮崎海岸の砂丘部分までに侵食を及ぼす暴浪は続けて襲ってきてはいない。

現在の2008年度のように年間ゼロの状態が続いた継続年数は1970年代に(72-78)の7年間、1980年代に(83-88)の6年間があったように、周辺で様々な土木建設工事が盛んに行われた時代の宮崎海岸は相対的に嵐が少なかった。

2004年は日本に上陸した台風が1951年の集計開始以来の過去最多(合計10)を記録した、特異的な年度であった。宮崎には4つが接近して、そのうち3つが暴風圏を伴った。これらが海岸砂丘に強い侵食を一時的にもたらしたことは明らかである。

1990年代以降はそれ以前に比べて嵐が海岸を襲う頻度が高まっているように思われる。

宮崎市の海岸に防波堤、突堤や護岸が建設されたのは近年になってからであり、それらが漂砂の流動を乱し、波浪の回折と反射の干渉効果で特定の場所にエネルギーが集中して部分的な浸食が進み、結果的に前浜部分の砂浜汀線が陸側に後退した場所では嵐による侵食が特に進みやすくなっているはずである。このような「お膳立て」が整ってから強い嵐がたびたびやってきて新たな浜崖が生じたのだろう。

赤江浜では人工リーフや突堤など構造物が複雑な波浪環境を生じさせているだろうから、今後どうなるかの予測は難しい。しかし、人工リーフの建設が前浜の砂の堆積量を増やしたなどという主張は科学的な根拠に乏しい。つまり、その増えたとされる砂がどこからやってきたものか、そのメカニズムが説明されなければならない。砂がどこかで増えれば、その分は別の場所で減っているはずである。

関連URL:
海が好きさんのコメント(2009年07月07日 11:09)

09年7月7日現在のグーグルマップによる空中写真では、赤江浜の3連リーフ?などは埋め立てられようとしているのですか?
ちょっと驚いたのですが。
埋立地化させるための構造物の枠ができて、既に土砂が搬入されているようで・・
(旧レス書き込みですいません)

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とうりすがりさんのコメント(2010年05月05日 11:01)

この施設は、たぶん潜堤です。
潮位差が大きい海岸では、こうなることが予想されます。技術的にはいろいろ課題もあるのですが、高潮または浸食の防止効果はあったのでしょうか?

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