3/11(木)開催
文部科学省科学技術振興調整費
「伊勢湾流域圏の自然共生型環境管理技術開発」
平成 21年度 研究成果報告会
平成18年度採択されました文部科学省科学技術振興調整費(重点課題)「伊勢湾流域圏の自然共生型環境管理技術開発」の研究プロジェクト5年計画も,残すところ1年となりました。本プロジェクトは,自然共生に向けたイニシアティヴ研究等が一段落した時期にスタートし,それまでの蓄積を糧にした展開が期待される一方で,発展的展望を築くという点では危うさをかかえた門出でしたが,自然共生型流域圏の構想そのものや様々な施策メニューの集合体の評価法などに進化したものがやっと見えてきました。
今回の成果報告会では,これまでの研究プロジェクトの成果の大枠とともに,個別研究によって蓄積された成果も楽しんでいただけるよう,ポスター発表も実施します。年度末のお忙しい中ではありますが,是非,ご来場頂きたくご案内申し上げます。
また,本年は名古屋では生物多様性COP10が開かれることもあり,自然共生型流域圏管理は生物多様性保全への効果的な戦略であること,またこうしたアプローチでそれを推進することの自らの責任も訴えていきたいと考えていますので,こちらへの連帯
もよろしくお願いいたします。
●開催日時:平成22年3月11日(木) 10:00〜16:30 (9:30開場)
●開催場所:名古屋大学 IB電子情報館(アクセス)
(名古屋市千種区不老町)
地下鉄名城線「名古屋大学」駅下車 3番 出口
●参加費:無料(定員:300名)
●申し込み:ポスター&申し込み用紙
●プログラム:
10:00〜10:45 概要説明
「伊勢湾流域圏の自然共生型環境管理技術開発」はどこまで進んだか
:研究代表者 辻本哲郎(名古屋大学大学院工学研究科)
10:45〜11:45 口頭発表(第1部)
(1) 陸域の水・物質輸送と生態系サービス評価の枠組み
:戸田祐嗣(名古屋大学大学院工学研究科)
(2) 海域における生態系サービス評価手法について
〜アサリ生活史を考慮した湾内流動・水質・生態系モデル〜
:東 博紀(国立環境研究所アジア自然共生研究グループ)
(3) 生態系サービス評価モデルを用いた施策群比較
:藤田光一(国土交通省国土技術政策総合研究所河川研究部)
12:00〜14:00 ポスター発表+昼食(運営委員会を同時開催)
ポスターの内容はこちら
14:15〜15:00 口頭発表(第2部)
(4) 農地〜農業水路系の環境修復シナリオと評価モデル
:木強治(農研機構農村工学研究所施設資源部)
(5) 河川生態系における生態系サービス評価について
:三輪準二(土木研究所水環境研究グループ)
(6) アサリの生活史を考慮した資源回復支援ツールの開発
:桑原久実(水産工学研究所水産土木工学部)
15:00〜15:15 休憩
15:15〜15:30 運営委員会の報告
15:30〜16:30 総合討論
●伊勢湾流域圏の自然共生型環境管理技術開発HP
●お問い合わせ先:名古屋大学プロジェクト事務局
〒464-8603 名古屋市千種区不老町
TEL:052-789-4626 FAX:052-789-3727
E-mail: administrator@errp.jp
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