10/17(金)、18(土)開催

平成20年度 日本水産工学会秋季シンポジウム
  「内湾における環境修復の方向性と新手法」
 
                                  
●企画趣旨:
  我が国の主要な内湾では,富栄養化対策として流入負荷削減が実施されてきているが,依然として赤潮や貧酸素水塊の発生による漁業被害が問題となっている。  しかしながらより強力な流入負荷削減は貧酸素水塊の抑制に寄与すると推測されるものの,生物現存量や漁業生産力を低下させる可能性があり,豊かさを損なうことなく貧酸素水塊を抑制する環境施策の実現が漁業関係者の強い要請である。 
  このような状況の中で,さらなる流入負荷削減か,干潟・浅場造成等による海域の水質浄化機能の向上かの優先性についての議論もなされるようになってきた。 三河湾では埋立てにより失われた水質浄化機能や生物生産機能を回復させるため,干潟・浅場造成が大規模に実施されているが,解決すべき課題も多い。 さらに,局所的な貧酸素水塊や苦潮(青潮)の発生原因となる浚渫窪地の埋め戻し,極度に閉鎖的な既開発地域周辺水域における環境修復等,これまでになかった新しい取り組みが行われるようになってきた。
  本シンポジウムでは,三河湾を例として内湾環境修復の方向性について議論した上で,修復技術の現状と課題を整理する。 

●コンビーナー: 鈴木輝明(愛知県水産試験場 場長)
           中田喜三郎(東海大学海洋学部 教授)
           中村由行(独立行政法人港湾空港技術研究所 研究主監)
●主   催:日本水産工学会 (HP
●共   催:蒲郡市
●後   援:国土交通省中部地方整備局,愛知県,
        愛知県漁業協同組合連合会,愛知県漁港漁場協会
●開 催 日:2008年10月17日(金)午後
                18日(土)午前
●開催場所:蒲郡市民会館(アクセス
        (愛知県蒲郡市栄町1185番地)
●参 加 費:会員1,000円,一般1,500円,学生無料,懇談会費3,500円
●参加申込先:愛知県水産試験場漁場環境研究部 
          石田基雄 TEL 0533-68-5196 FAX 0533-67-2664
 ※申し込み等詳細(日本水産工学会HP
 ※宿泊 宿泊は各自お申し込み下さい

●プログラム:
 <第1日目午後>
 12:30-13:00 開会 学会挨拶;日本水産工学会長
              趣旨説明;鈴木輝明(愛知県水産試験場)

1.内湾環境修復の方向性(座長:中村由行) 
  13:00-13:30 (1)三河湾における貧酸素化に係わる干潟・浅場生態系の機能;
             中田喜三郎(東海大学海洋学部)
  13:30-14:00 (2)三河湾をケーススタディーとした貧酸素水塊抑制方策の検討;
             望月貴文(国土交通省国土技術政策総合研究所)
  14:00-14:30 (3)「きれいな海から豊かな海へ」内湾複合生態系モデルから見えて
             きたもの; 相馬明郎(みずほ情報総研株式会社)
  14:30-14:45 休憩

2.干潟・浅場造成 (座長:中田喜三郎)
  14:45-15:15 (4)干潟・浅場造成材料としてのダム堆積砂の有効性の検討;
             石田基雄(愛知県水産試験場)
  15:15-15:45 (5)ダムにおける堆積砂対策の現状と課題;
             田島 健(国土交通省中部地方整備局矢作ダム管理所)
  15:45-16:15 (6)浚渫等発生土砂の修復利用;
             塩田昌弘(国土交通省中部地方整備局三河港湾事務所)
  16:15-16:45 (7)リセプターモードモデルを利用した造成適地選定手法;
             市川哲也(株式会社サイエンスアンドテクノロジー)
  16:45-17:15 (8)底生生物群集から見た造成効果を左右する浅場造成地盤高の
             決定方法; 今尾和正(株式会社日本海洋生物研究所)
  17:30-19:00 懇談会(蒲郡市民会館)

  <第2日目午前>
3.浚渫窪地の埋め戻し(座長:塩田昌弘)
  9:00-9:30  (9)全国の浚渫窪地の現況と三河湾における埋め戻し修復;
             中村由行(独立行政法人港湾空港技術研究所)
  9:30-10:00  (10)浚渫窪地における流れの従来型シミュレーション手法の限界と
             新手法; 大見智亮(株式会社中電シーティーアイ)
  10:00-10:30 (11)浚渫窪地の埋め戻しに伴うマクロベントス群集の予測手法と修
             復効果の経済 評価; 橋口晴穂(株式会社日本海洋生物研究所)
  10:30-10:45 休憩

4.新しい環境修復研究(座長:石田基雄)
  10:45-11:15 (12)三河湾沿岸域におけるデッドゾーンの現況;
             向井良吉(愛知県水産試験場)
  11:15-11:45 (13)デッドゾーンの環境修復手法に関する技術開発;(調整中)
  11:45-12:15 (14)マイクロサテライトマーカーを利用した伊勢・三河湾におけるアマ
             モ場修復 の一考察; 吉田 司(株式会社シャトー海洋調査)

5.総合討論(座長:鈴木輝明)
  12:15-13:00

閉会 
  学会挨拶;日本水産工学会 企画委員長

●ポスター:PDF



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