8/9(土)開催
“はま”の環境と漁業を考えるワークショップ開催!(北海道函館市臼尻町)
平成20年8月9日、北海道函館市臼尻町(旧南茅部地区)において、「“はま”の環境と漁業を考えるワークショップ」を開催いたしました。当日は約30名が集まり、臼尻漁港から野村水産株式会社が所有する漁船に乗り込み、野村水産株式会社の定置網漁の様子を見学いたしました。網には真イカ、サンマ、イワシや小型のマグロ、マンボーまで入っており、見学者は漁の様子に大興奮いたしました。昨今は海水温の上昇のせいなのか南方系の魚であるシイラも漁獲される事が増えてきたとのことです。
網起こしの見学後、地元にある水産科学研究院である「北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター臼尻水産実験所」の施設内見学を済ませ、「ひろめ荘」にて北海道大学水産科学研究院の松石先生と海岸環境調査研究会の講演会が開かれました。
地元沿岸漁業者と海岸の研究者との意見の交換はこれからの沿岸政策を作っていく上で非常に重要な事である。よりよい沿岸政策を目指すためには地元民と専門家のとの間で意見・情報の交換は大事な事なのだと改めて認識いたしました。
ご参加なされ、また貴重な講話をしてくださいました、北海道大学 水産科学研究院の松石隆氏、海岸環境調査研究会の岸田弘之氏、小島あずさ氏、佐藤愼司氏、竹村公太郎氏、花輪伸一氏、そしてコーディネーターも兼ねてくれた清野聡子氏に大変感謝を申し上げると共に、今後も北海道函館市臼尻町(旧南茅部)にてワークショップを開催する予定でおりますのでその際には是非ともご参加していただければ幸いであります。
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●投稿情報コーナー「“はま”の環境と漁業を考えるワークショップ開催!(北海道函館市臼尻町)」
●当日は晴天に恵まれました
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●漁船から徐々に網を引き上げます |
●美味しそうな真イカ
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●こんな生物まで引っかかっていました |
投稿者:NPO法人 川や海を守り伝統を伝える会
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